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事前に公開されていた完成予想図 ※提供:長崎電気軌道(株)
さて、実際の車体は…
※台車カバー装着前の姿 2003.12.16 浦上車庫
- 車体サイズは全長15100mm、幅2300mm、(車体)高さ3230mm。
- ノンステップ構造、連節構造(3連節)、VVVFインバータ制御、プラグドアなどほとんどが長崎初採用。
- 尼崎のアルナ車体製で、メーカー形式はリトルダンサーシリーズの新型で「タイプU」。
- 台車部分の低床化に成功した、国産初のフルフラット、ノンステップ電車となっている。
- 塗装は、これまでの長崎の電車のイメージであった、クリーム色系のベース色から、ベージュがかったチタニウムメタリックに変わり、窓・ドア部分をブラック、窓下に長崎の標準色の一つ、グリーン系のエメラルドグリーンとブルーのストライプとシンプルで高級感あるものとなり、イメージを一新した。連結部には縦のストライプが入っている。
- 車両費は1編成2億2,000万円で、このうち半分の1億1,000万円を長崎電軌が負担。残り半分は長崎市と国が5,500万円ずつを補助。同社創業以来初の国・行政からの補助金電車となっている。
A車(長崎駅側)
A/B車の車体長4885mm、床面高さは入口付近38cm、台車上〜連結部分48cmとなっている。
C車(中間車)
C車の車体長4730mm。床面高さ38cm、連結部分48cmとなっている。
レール面とほとんど隙間が無い、フルフラットな構造がよくわかる。
ドアには手動式スロープを装備。安全地帯とステップの段差は僅か7cm。
B車(赤迫側)
A/B車の車体長4885mm、床下にモータがある運転台部分と床面との50cm程の段差がわかる。
車体正面
ブラックフェイス、流線形の前面はこれまでにないスタイル。
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